骨董品買取の福岡玄燈舎です。今回、
骨董品の買取り依頼で福岡糟屋郡へ出張買取に出かけました。こちらのお宅では戦前より文化的な暮らしをされておりバイオリンやウクレレ、ギターなど
楽器やレコード、
アンティークなフィギュアやおもちゃなどがたくさん残っておりました。
今回はその買取品で写真のSP
レコードが山ほどありました。
ほとんどがクラシックでしたが中には戦前のジャズやポップスもあり
貴重なものもありました。
SP盤レコードは1950年代以降のLPレコードやシングルレコードで使用されているビニール素材とは原材料が異なり、78回転で再生して楽しむレコードです。
日本でのレコード生産は1909年に始まったとされ、概ねどの時代においても良質なレコードが作られていた。しかし、日中戦争長期化後、盤の材質の劣化は進み、とりわけ1939年 - 1943年頃のSP盤は材料の悪さを反映したスクラッチ・ノイズが多く、ぶつぶつとした突起状プレス斑(むら)も散見される。いわゆる「コロムビア(戦争後期にニッチクに改称)のすだれレーベル」の時期がこれに該当し、インクの質も悪くレーベルの印刷まで不鮮明である。しかし、この時代にのみ発売された流行歌のレコードなどは、いかに再生音が悪くても非常に貴重な日本の文化遺産として重要である。
骨董品買取の福岡玄燈舎では蓄音機用レコード買取り致します。お気軽にお問い合わせください。受付年中無休 電話050-3569-2100