◎先日は昔、診療所だったお宅にお邪魔して骨董品の茶道具や油絵、版画、着物などを買取致しました。古い
レトロな医療棚や家具もあり以前受付だった場所には小さな
秤がありました。
この秤で昔は薬の調合をしていたようです。
戦前の薬秤です。さらには鼈甲を使用しています。
正確には調剤用
天秤といわれます。
明治時代になると、医療の世界では西洋医学が主流となり、薬も西洋薬へと切り替わることとなりました。薬局では調剤用の天秤を備えておくことが薬事法で義務づけられ、調剤用の上皿天秤の需要が急激に増加します。また、1959年(昭和34)には、尺貫法が廃止されて、重さの単位は匁(もんめ)からグラムへと、国際的な単位に統一されます。写真の上皿天秤は、明治時代のものです。
骨董品買取の福岡玄燈舎は
アンティークな秤を買取致します。お気軽にお問い合わせください。
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