福岡県筑紫野市で貴重な象嵌入りの鍔や目貫など刀装具一式、譲っていただきました。
銀象眼の鍔や日本刀の鞘、模造刀、軍刀などコレクションを見せて頂きその中で
お値段が付く物を
買取させていただきました。
写真は金象嵌でこしらえた蟹の目貫で小柄や鞘にも同じ図柄がありました。
象嵌(ぞうがん、象眼とも)は、工芸技法のひとつ。 象は「かたどる」、嵌は「はめる」と言う意味で、 象嵌本来の意味は、一つの素材に異質の素材を嵌め 込むと言う事で、金象嵌の他にも、木工象嵌、陶象 嵌等があります。一般的には、象嵌の技術は、シリアのダマスカスで 生まれ、日本には飛鳥時代(6世紀)にシルクロー ド経由で日本に伝わったと言われていますが、一部 の説では、紀元前に、秦の始皇帝の命を受け、3,00 0人の童男童女(若い男女)と百工(多くの技術者) を従え、五穀の種を持って渡来してきた徐福が伝え たとも言われております。
とても素晴らしい技術の
骨董品でした。